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なるほど。新作映画が公開予定とは早くも次回作の予感が‥‥!?(嬉)
そう言えば、ゴジラもそうでしたけど、確かガメラもかなりのバージョン数が
存在していましたよね? |
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| 安彦: |
そうですね。そもそも初代ガメラは、悪役の怪獣として誕生したので、顔付きもかなり凶悪なものでしたが、1970年代に入ってからは、子供のヒーローとして愛嬌のある顔立ちに変化していきました。
ガメラファンの間でお馴染みの通称で言うと、「バルガメ」「ギャオガメ」
「バイガメ」「ギロガメ」「ジャイガメ」「ジグガメ」といった具合に、
そのバージョンは多く、中でも造形的に一番カッコいい「バルガメ」を今回の「ガメラ(昭和版)」とし、3つのバージョンが生まれた平成以降は、一番ポピュラーなG1を「ガメラ(平成版)」としてセレクトしました。
この辺りのバージョン変遷は、造型のみならず彩色などにも関連するので、当時の写真資料はもとよりビデオのコマ送りチェックに至るまで念入りに研究しましたよ!(マル秘ファイルから膨大な資料の一部を取り出す) |
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ふむふむ。(資料写真と2体のガメラをつぶさにチェック)
甲羅を外してミクロマンが中に入る手法も、当時の劇中の着ぐるみとまったく同じだし、写真と見比べると、造型や彩色はもちろん自然なポージングに至るまで、かなり忠実に再現されているのが判りますよ!(感心) |
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| 安彦: |
再現度に関しては、版権元の角川映画さんから「これはよくできてる!」と一発OKも頂いたので自信アリですよ!
ただ、完成に至るまでは、かなりの紆余曲折がありましたね。特に今回は、甲羅や頭部といった硬さが必要な部分と、可動部のような柔らかい部位とで成型方法が異なりましたから、素材の収縮率をはじめ寸法合わせや温度管理といった微妙な要素まで複雑に絡み合って成型プロセスは困難を極めました。
しかも、生産工場のある中国では、そもそもソフトビニール製フィギュアの文化がありませんので、当然ソフトビニールの成型にも馴染みが無く、タカラが長年培ってきたノウハウを直伝するため、中国工場へ度々赴いたほどだったんですよ。 |
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へぇ、そうだったんですか。
今の時代、データを入力したら自動化で3Dオブジェクトが成型できそうな感じですけど、そういったデジタルな手法がまったく通用しない素材なんですね!?(意外) |
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| 安彦: |
そこまで簡単だと、私もずいぶん楽ができるんですけどね。(苦笑)
特に、この可塑性と弾性が複合したソフトビニールという素材は、例えるなら、同じレシピでも料理人が変わると味も変わるように、元来バラツキが出やすく大量生産には不向きな性質と言われ続けてきました。
では、なぜタカラが昔から大量生産を実現できたかというと、名匠とさえ呼ばれた数少ない職人が数値化できない勘所のようなノウハウを体得していたからなんです。そして今現在、私が若い頃に先輩職人から学んだノウハウを、中国の職人にイチから直伝しているというワケです。 |
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う〜む、そこまで職人技を駆使しないとこの完成度が得られないとは、ホント気が遠くなりそうなプロセスだなぁ〜!(愕然)でも、減少の一途を辿るソフトビニール製フィギュアにあって、今や本シリーズは希少な存在ですし、超個性派揃いのガメラの敵キャラも続々と商品化して欲しいですね!!(熱望)
それでは、最後にひとことお願いします!!! |
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| 安彦: |
次号では、すでに一部ホビー誌で話題となっております「ミクロアクションシリーズDX・装甲騎兵ボトムズ1/18スクープドッグ」を紹介予定です!また、ミクロプロジェクトチームを代表しまして、皆様にあらためて感謝の意を表したいと思います。この1年間の熱いご声援、まことにありがとうございました!!そして、これからも皆様の真摯なご意見ご要望は、新たなミクロシリーズの開発目標に織り交ぜていく所存ですので、引き続きご声援のほど何卒ヨロシクお願い申し上げます!!! |
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安彦一民
1971年2月28日生まれ
BOYSネクストホビーチーム所属
「ネオ変身サイボーグシリーズ」をはじめ
「ミクロマンシリーズ」「SCFトランスフォーマー」
「極小変形シリーズ」「MYCLONEシリーズ」
「キャラクタードール」「1/144サンダーバード」他
タカラオリジナルコンテンツ及び
キャラクター商品を多数手がけている。
サイボーグ研究所の活躍でもおなじみ。
趣味は工作で風呂好き。1歳の愛犬チワワと暮らしている。 |
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