先月から絶賛発売中の「連斬模型シリーズ・矢矧」、諸君はもう手にしただろうか?
まず本号では、そのシークレットアイテムに込められた開発者の思いと、どこにも語られていないマル秘裏技を特別に紹介しよう!そして、長きの沈黙を破って遂に来月登場となるワールドウイングスミュージアム「日本海軍零式艦上戦闘機」にも要注目だ!!従来の戦闘機フィギュアとは一線を画す絵画的表現で再現された14機は、きっと諸君の所有欲をかき立てるに違いない!!!
天野艦長、ヨロシクお願いします!
私も早々に購入しましたが「連斬模型シリーズ・矢矧」、結構売れてるようですね?
天野: はい。おかげ様で予想以上の売れ行きです。
先の「連斬模型シリーズ・大和」をきっかけに、さらに他の艦船にも興味を持った初心者ファンの方の購入がかなり多いと聞いております。何よりもファン層の拡大は、後々の商品化への大きな後押しにもなりますし、開発者にとっても嬉しい限りです。
私も初心者に毛が生えた程度ですけど、今まで知らなかった艦船がより身近な存在になっていくのが毎回楽しみなんですよ。例えば、今回の「連斬模型シリーズ・矢矧」でも、シークレットアイテムの「酒匂」が「さかわ」と読むのを初めて知りましたし‥‥。(笑)
天野: 私も最初は「さかわ」と読めませんでしたよ。(笑)
ただ、その後興味を持って調べてみると、阿賀野型軽巡の最終艦として建造されたものの、目立った活躍がないまま戦後に復員船となり、最後は米軍の原爆実験に供されたという壮絶な艦歴を知り、「知られざる艦船にもきちんとスポットを当てたい」という本作のコンセプトにもマッチすると考え、「酒匂」をシークレットアイテムに選択しました。
なるほど。(納得)でも、個人的に欲を言えば、装備の控えめな「復員船時」ではなく、
一番勇ましかったであろう「竣工時」の姿で再現して欲しかったですね。
天野: おっしゃる意味はよく判ります。こういったミリタリー模型の場合、多くのファンの方は兵器やメカニズムのカッコ良さに魅力を感じていらっしゃると思いますし、その点は私もまったく同感なんですが、一方の戦争という悲しい側面も決して忘れて欲しくないという願いもあって、あえて「復員船時」を選択したのです。でも、ガッカリするのはまだ早いですよ。実はとっておきの裏技で「竣工時」の姿も再現できるんです!
えぇ、ホントですか!?それは是非とも教えて下さいよ!!
天野: 鍵となるのはズバリ、「矢矧」のボーナスパーツからなる「能代」にあるのです。
皆さんの楽しみを残しておく意味でも、あえてヒントだけの言及に止めておきますが、「能代」をベースに「酒匂」の特徴的なパーツを移植すると「酒匂(竣工時)」も作れてしまうんですよ。(コレクションケースから2種の酒匂を取り出す)
ふむふむ、今のヒントで大体の見当が付きましたよ。(2種の酒匂を交互に見較べる)
よし、「矢矧」をもう1セット買って「酒匂(竣工時)」も作ってみるか!(決心)
天野: では一旦、小休止を頂きまして‥‥(立席し壁面に巨大なポスターを貼り始める)‥‥
あらら、いきなりどうしちゃったんですか?
天野: ここからは来月発売のワールドウイングスミュージアム「日本海軍零式艦上戦闘機」を紹介します!(着席)実はこの後ろのポスター、以前仕事でとてもお世話になった印刷所のある常務の方から頂いたもので、その常務の方というのが戦争体験もあって日本機をとても愛してらっしゃったんですよ。
その方は私が飛行機好きだと知ると、それこそ印刷の待ち時間など「零戦はああだった、B-29はこうだった」と、まるで息子か孫に聞かせるように戦時中の体験談を話してくれました。その後、その方は定年退職をされ、今はお会いする機会もないのですが、当時まだ企画中だったWWM零戦が商品化になった暁には、私の零戦に対する思いをさらに深め、商品化の苦難に立ち向かう勇気を与えてくれたこのポスターと一緒にインタビューを受けようとずっと思っていたんですよ!!(コレクションケースから零戦14機を取り出す)
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