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高谷さん、ヨロシクお願いします!前々号で掲載された「バットマン ビギンズ」の写真は、12インチフィギュアファンだけでなく多くのフィギュアファンの間でも話題となっているようですね。そもそも今回の新シリーズ「GENX CORE」を作ろうとしたきっかけは何だったんでしょうか? |
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| 高谷: |
はい。約5年間展開してきたクールガールラインを通して、12インチフィギュアの新しい可能性や楽しみ方を提案させて頂き、その結果として多くのファンの皆さんから熱狂的な御支持や共感を得ることが出来たという手応えを実感しております。CGというジャンルの女性フィギュアの方向は、今後も今の延長上で進化発展させて行きたいと思いますが、この提案をもっと幅広いファンの方々にも拡大させたいと言う想いもあり、CGボディの基本コンセプトを母体とした男性フュギュア「GENX CORE」を立ち上げるに至りました。
「GENX CORE」は"次世代の核"という意味です。これは全く偶然なのですがCOOL GIRLの略称である"CG"と逆の"GC"と略します。 |
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あっ、そうなんですか。それは偶然ですねぇ。
で、実際の素体はどういった仕様なんでしょうか? |
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| 高谷: |
こちらが、その「GCボディVer.1.0」となります。(男性素体を机上に)CGボディ同様、実際の人体の写実的なアプローチでは無く、よりクールさとパワフルさが両立出来る様なデフォルメを効かせた新しいヒーロー体型を目指しました。 |
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おぉ〜、なかなかカッコいい素体ですね!
しかも、マッチョじゃないのに力強いというか・・・・。 |
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| 高谷: |
全体的に筋骨隆々な造型にすれば力強さは簡単に表現できますが、着衣を前提とした素体では確実に着膨れの問題が出てきます。着衣状態でメリハリの利いたベストなシルエットになるという事は、CGボディでも特に気を使った所ですね。筋肉ディティールも不自然な表現はしないで、布を被せて自然に見える様な極力押さえた表現に留めてあります。この辺の微妙なサジ加減やデッサン力が要求される素体原型の造型は、CGボディと同様原型師の山野純治さんの手によるものです。また、可動に関しても"Ver.1.0"と言う事もあり、ボディを切り刻んでアクロバチックな可動域を確保する事よりも、まずはポージング時のフォルムの説得力や美しさ、カッコ良さをカッチリ表現するという基本的な所を重視しています。CGBの謳い文句である「可動するスタチュー」の概念は、GCBにも継承されているんですよ。
一見、必要最低限の関節設定に見えるかもしれませんが、実はヒロイックなポージングに特化させた関節可動構造になっています。これは、素体状態では良く動くのに肝心の着衣完成状態では関節可動部が死んでしまったり、殆ど可動効果が無くなったり…といった無意味な可動も避けたかったからです。ですから、最終状態で可動が無駄になると判っている所はあまり深追いせず、効果が生きる部分は可能な限り深堀りするというメリハリにも拘ったつもりです。例えば"足をググっと広げ踏ん張って見得を切る"という歌舞伎ライクなヒーローの王道的ポーズも(素体をポージングさせる)ご覧の通り簡単に再現出来ます。何でもない事の様に見えるかもしれませんが、既存の素体では靴底が浮いたり自立しなかったりして意外と難易度の高いポーズなんですよ! |
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うわっ、ちょっと触ってもいいですか?(しばし様々なポージングをトライ)・・・・いやぁ〜、これは十分過ぎる可動域ですよ! |
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| 高谷: |
これは足首の関節構造にタネがありまして、基本はCGBと同じくボールジョイントなのですが、GCBではさらに左右に動くスイング軸が追加してありますので、この様な自然な足の接地が可能になるんです。この他にもCGボディでお馴染みの"肘・膝が鋭角に曲がる"をはじめ"胴体の反り"や"交差可能な大腿部"等々、説得力のあるヒーロー的ポージングに優しい機構が色々と考慮されています。この辺は文面だけではお伝えできないので、是非実際に手にとってその効果を体感して頂きたいと思います。 |
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同感です!しかも関節の保持力というんでしょうか、スコスコという感じじゃなくジワリジワリと動く実に小気味良い作動感ですよね!?(感動) |
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| 高谷: |
関節の保持力に関しては、CGBでも強めに設定してありますがCGBではそれ以上に強化してあります。場所によっては関節機構部に保持力強化専用パーツが組み込まれていたりします。 |
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耐久性まで考えられているとは嬉しいですね!
・・・・でも、そこまで凝った造りだと開発も大変だったのでは? |
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| 高谷: |
ゼロからのスタートで、半年くらいはかかりましたかね。毎度の事ですが素体の開発は本当に骨の折れる作業なんですよ。特に、私よりも前出の原型を作って下さった山野さんの方が大変だったと思います。最初の原型から最終的な関節機構の組み込まれた可動試作の完成までの間というもの、実に気の遠くなるような回数の調整と修正を延々と繰り返しましたので…。CGB Ver2.0の時も壮絶でしたが、今回はそれ以上の超壮絶な造型過程を経ています。
「GCボディVer.1.0」は、変身サイボーグから代々続いてきた自社の12インチ男性素体の4代目となりますし、私の気持ち的には、創るからには後世にも残るような、また様々なニーズに対応できる "使える素体"にしなければならないという、ちょっと大げさですが使命感みたいな物を感じながらの進行でした。とにかく中途半端な物は作りたく無かったですね。 |
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